トマトの旨味がぎゅっと濃縮
熟したチェリートマト「モンツァ種」をひとつひとつ手で収穫し、ゆっくりと乾燥させ、セミドライに仕上げています。モンツァ種はチェリートマトの中でも甘みが強いのが特徴。セミドライにすることで、やわらかくジューシーになり、旨味もたっぷりになります。採れたての新鮮なトマトを産地で加工しているのも美味しさの秘訣です。
海から吹く風、有機栽培とマルハナバチ
トマトの名産地シチリア島マリーナ・ディ・ラグーサ。高品質なトマトの名産地として有名です。ミネラルを含んだ海風は、トマトの健やかな成長を促します。風通しが良いので農薬を使わなくとも、病気や虫が少なくて済みます。受粉はマルハナバチが行います。広い温室の中を100匹ほどの蜂がつねに飛び回っています。蜂を媒介に受粉を行うトマト栽培は、今では少なくなってきていると聞きました。
環境と人にやさしいサステイナブルな取り組み
畑の灌漑に使用する貯水池には、ガチョウや魚が生育し、藻などの有機物を豊富に含んだ水を利用しています。環境に負荷をかけないサステイナブルな取り組みです。
なお、生産者のニコラたちは「カポララート」という移民の労働搾取から人々を守り、人としての尊厳を保つ方法で仕事を提供しています。地中海の反対側からシチリアに、たくさんの移民が命からがらたどり着きます。農業の現場での安い労働力として違法に搾取されることがないよう、心ある経営をしています。